【完全攻略】指定校推薦の志望理由、書き方と選ばれる秘訣!ゼロから見つける具体例も

「指定校推薦の志望理由が書けない…」「何から手をつければいいのかわからない…」

もしあなたが今、このような悩みを抱えている高校生なら、ご安心ください。指定校推薦という大きなチャンスを前に、志望理由書の書き方で戸惑うのはごく自然なことです。しかし、この壁を乗り越えれば、あなたの未来への扉は大きく開かれます。

指定校推薦は、高校からの信頼という大きな強みがある一方で、大学側は「入学後にどれだけ意欲的に学び、貢献してくれるか」を志望理由書から慎重に見極めます。表面的な褒め言葉や漠然とした希望だけでは、選考委員の心には響きません。

この記事では、指定校推薦の志望理由の書き方について、あなたが「書けない」状態から「これだ!」という確信を持って書き上げられるよう、具体的なステップと心理学的なアプローチ、そして実践的なアドバイスを徹底解説します。まるで羅針盤と地図を手に入れるように、あなたの未来への航路を明確にするお手伝いをさせてください。さあ、あなたの熱意を形にする旅を始めましょう。


  1. 指定校推薦の「志望理由」はなぜ重要?大学が見るポイントとは
    1. 指定校推薦における志望理由の位置づけ
    2. 大学が志望理由書から読み取るもの
  2. 「指定校推薦の志望理由が見つからない…」その悩み、解決します!
    1. 志望理由が「書けない」のではなく「言語化できていない」だけ
    2. 失敗談から学ぶ!避けたい志望理由のNG例
  3. ゼロから見つける!指定校推薦の志望理由 書き方【3ステップ実践ガイド】
    1. ステップ1:徹底的な自己分析で「あなたの物語」を見つける
      1. 高校生活の棚卸しワークシート
      2. 興味・関心の深掘り術
    2. ステップ2:志望大学・学部の深掘り研究で「運命の接点」を探す
      1. 大学Webサイト・パンフレットの読み方
      2. オープンキャンパス・教授研究室の活用法
    3. ステップ3:自己と大学を結びつける「マッチング」作業
      1. 「私の興味」と「大学の学び」を繋ぐ思考法
      2. 刺さる志望理由の「核」を見つける
  4. 合格を呼び込む!指定校推薦 志望理由書の構成と具体的な書き方
    1. 基本の構成要素と書き出しのコツ
      1. 導入:熱意と方向性を簡潔に
      2. 過去:高校での経験と学びを根拠に
      3. 現在~未来:大学での具体的な学びと目標
      4. 結び:将来の展望と貢献意欲
    2. 【例文付き】説得力が増す表現テクニック
      1. 具体的なエピソードの盛り込み方
      2. 大学への「ラブコール」の伝え方
  5. 校内選考も突破!指定校推薦の志望理由で差をつける注意点
    1. 「この大学でなければならない」唯一無二の熱意を語る
    2. 高校の先生との連携で推薦理由書との一貫性を
    3. 読みやすさと丁寧さを意識した推敲術
    4. よくある疑問Q&A
  6. まとめ:あなたの「探究」が未来を拓く
    1. 志望理由書作成の3つの鍵
    2. 未来への最初の一歩を踏み出そう

指定校推薦の「志望理由」はなぜ重要?大学が見るポイントとは

指定校推薦という制度は、高校と大学の長年の信頼関係の上に成り立っています。この制度を活用して進学を目指すあなたにとって、志望理由書は単なる書類ではありません。それは、あなたが「この大学でなければならない」と確信している理由と、入学後のあなたの成長、そして大学への貢献をアピールするための最重要ツールなのです。

指定校推薦における志望理由の位置づけ

「指定校推薦だから、志望理由書はそこまで重要じゃないのでは?」 もしかしたら、そう思っているかもしれません。しかし、それは大きな誤解です。

たしかに、評定平均という客観的な成績は重要です。しかし、大学側は「成績が良い」というだけでなく、「なぜこの大学、この学部を選んだのか」「入学後、具体的に何を学び、将来どうなりたいのか」といった、あなたの内面にある熱意と将来性を見ています。指定校推薦は「エスカレーター式」の合格ではなく、大学があなたという個人の「可能性」に投資する制度なのです。

志望理由書は、あなたの学びへの意欲や潜在能力を大学に伝え、あなた自身の言葉で未来を描く、唯一無二の機会なのです。

大学が志望理由書から読み取るもの

大学の選考委員は、志望理由書を通して、あなたのどんな部分を読み取ろうとしているのでしょうか?主なポイントは以下の3つです。

  1. 「学びへの意欲」と「自己成長への意識」
    • 高校での経験を通じて、どんな興味や課題意識を持つようになったのか?
    • その興味や課題を、この大学でどのように深め、解決していきたいのか?
    • 単に知識を得るだけでなく、どのように成長したいと考えているのか?
  2. 「大学・学部とのマッチング度」
    • なぜ数ある大学の中から「この大学・学部」を選んだのか、具体的な理由があるか?
    • 大学の教育理念、カリキュラム、教授の研究内容などを深く理解しているか?
    • あなたの学びたいことと、大学が提供するものが一致しているか?
  3. 「入学後の貢献と将来性」
    • 大学で得た学びを、将来どのように活かして社会に貢献したいと考えているのか?
    • 大学生活を通して、地域や社会に対してどのような影響を与えたいのか?
    • 大学の「顔」となる学生として、ふさわしい資質を持っているか?

つまり、大学側は「うちの大学でなければできないこと」を具体的に語り、かつ「入学後も前向きに学び、大学生活を充実させてくれる学生」を求めているのです。


「指定校推薦の志望理由が見つからない…」その悩み、解決します!

多くの高校生がぶつかる壁が、「指定校推薦の志望理由が見つからない」「漠然としていて言葉にできない」という悩みです。しかし、安心してください。あなたの心の中に、実はすでに答えの「種」はあります。ただ、それがまだ言語化されていないだけなのです。

志望理由が「書けない」のではなく「言語化できていない」だけ

志望理由が見つからないと感じる時、それはあなたが「空白」だからではありません。むしろ、高校生活で培ってきた経験や興味、未来への漠然とした想いが、まだ「点」としてバラバラに存在している状態なのです。

例えるなら、宝の地図のピースが散らばっているようなもの。この後解説する自己分析と大学研究のステップを踏むことで、これらの「点」が繋がり、「線」になり、やがては「あなただけの物語」という一枚の地図が完成します。

あなたの内なる興味や経験と、大学が提供する学びの「接点」を見つけるプロセスこそが、志望理由を見つける鍵なのです。

失敗談から学ぶ!避けたい志望理由のNG例

「なぜか評価されない」「説得力がないと言われた」という失敗には、共通のパターンがあります。以下のような志望理由は、選考委員の心に響きにくいので注意しましょう。

  • NG例1: どの大学にも当てはまる汎用的な内容
    • 「貴学の充実した施設と恵まれた環境に魅力を感じました。」
    • 「貴学で幅広く学びたいと思います。」
    • → この大学でなければならない理由が全く伝わりません。具体的な学部学科名やカリキュラムに触れないと、単なる社交辞令に聞こえてしまいます。
  • NG例2: 受動的で主体性のない内容
    • 「先生に勧められたので貴学を志望しました。」
    • 「将来〇〇になりたいので、それになれる学部を選びました。」
    • → 推薦される立場であるにも関わらず、自分から探求しようとする意欲が見えません。主体的な学びの姿勢が求められます。
  • NG例3: 漠然としすぎた将来の夢や理想
    • 「世界に貢献できる人になりたいです。」
    • 「困っている人を助けたいです。」
    • → 素晴らしい志ですが、そのために「この大学で何を学びたいのか」が具体的に繋がっていません。
  • NG例4: 大学のWebサイトやパンフレットの丸写し
    • 「貴学の教育理念である『〇〇』に共感し…(以下、ほぼ引用)」
    • → 自分で考えた言葉ではなく、リサーチ不足と捉えられます。あくまで参考として、自分の言葉で表現することが重要です。
  • NG例5: ネガティブな理由や他責な内容
    • 「別の大学に行きたかったのですが、指定校推薦がここしかなく…」
    • 「家から近いので、通いやすい貴学を選びました。」
    • → ネガティブな印象は、あなたの熱意を大幅に損ないます。ポジティブな動機を伝えましょう。

これらのNG例を避け、あなたの本物の熱意と具体的な学びの計画を伝えることが、合格への第一歩です。


ゼロから見つける!指定校推薦の志望理由 書き方【3ステップ実践ガイド】

それでは、いよいよ具体的な志望理由を見つけ、文章にするための実践的な3ステップに入りましょう。このプロセスは、あなたの「内なる興味」と「大学の魅力」を深く掘り下げ、両者をつなぐ「運命の接点」を見つけ出す作業です。

ステップ1:徹底的な自己分析で「あなたの物語」を見つける

まず、あなた自身を深く理解することから始めます。高校生活で培ってきた経験や感情、思考を棚卸しし、「あなたの物語」の素材を見つけ出しましょう。

高校生活の棚卸しワークシート

以下の項目について、具体的なエピソードを書き出してみてください。箇条書きでも構いません。

  • 熱中したこと: 部活動、委員会、学校行事、ボランティア、趣味、アルバイトなど。
    • 例:「文化祭実行委員として、予算管理と広報を担当し、来場者数を前年比20%増に貢献した。」
  • 感動したこと・心を動かされたこと:
    • 例:「あるドキュメンタリー番組で、途上国の子どもたちの貧困問題を知り、胸が締め付けられる思いがした。」
  • 課題に感じたこと・問題意識を持ったこと:
    • 例:「クラスで意見がまとまらず、コミュニケーションの難しさを痛感した。」
  • 得意な科目、好きな授業: その理由も。
    • 例:「現代社会の授業で、貧富の格差について議論した際、様々な視点があることに気づき、深く考えるようになった。」
  • 苦手だったが努力したこと、成長したこと:
    • 例:「プレゼンテーションが苦手だったが、練習を重ねて自信を持って発表できるようになった。」
  • 将来の目標(漠然としたものでもOK):
    • 例:「社会の不公平をなくす仕事がしたい。」「新しい技術で人の生活を豊かにしたい。」

興味・関心の深掘り術

書き出したエピソードそれぞれに対して、「なぜ興味を持ったのか?」「何を学んだのか?」「どんな感情を抱いたか?」「そこから何を得て、どう成長したか?」を問いかけ、深掘りしていきます。

  • 例:「文化祭実行委員の経験」を深掘り
    • なぜ熱中した? → 「企画をゼロから形にするプロセスが面白かった」「チームで協力して目標達成する喜びを知った」
    • 何を学んだ? → 「計画性」「リーダーシップ」「意見調整の難しさ」「問題解決能力」
    • どんな感情? → 「達成感」「責任感」「悔しさ(失敗時)」「充実感」
    • そこから得て、どう成長した? → 「困難に直面しても諦めずに挑戦する姿勢」「周囲を巻き込む力」
    • さらに、「広報活動でSNSを活用し、データ分析からターゲット層への効果的なアプローチを考えた」という具体的な行動まで掘り下げると、より説得力が増します。

この深掘り作業は、あなたの「知的好奇心の源泉」を発見する大切な時間です。

ステップ2:志望大学・学部の深掘り研究で「運命の接点」を探す

あなたの内面を掘り下げたら、次は志望大学・学部の外側を徹底的にリサーチします。単に情報を集めるだけでなく、「あなたの興味・関心を深掘りできる場所はどこか?」という視点を持って調べてください。

大学Webサイト・パンフレットの読み方

大学の公式サイトやデジタルパンフレットは情報の宝庫です。ただ眺めるだけでなく、以下の点に注目して読み込みましょう。

  • 教育理念・アドミッションポリシー: 大学がどんな学生を求めているか、大学全体で何を大切にしているかを知る。
  • 学部・学科の特徴: どのような分野を専門的に学べるのか、他の大学との違いは何か。
  • カリキュラム: 1年次から4年次までの授業内容、必修科目、選択科目、ゼミ、実習、留学プログラムなど、具体的な学びのプロセス。
  • 教授の研究室・専門分野: あなたの興味と合致する研究をしている教授はいないか?研究室のWebサイトも確認すると、より具体的な研究テーマが見えてきます。
  • 卒業生の声・進路: 学びがどのように社会で活かされているかを知る。
  • 施設・設備: あなたが学びたいことに関連する実験施設、図書館、研究施設などに特徴はないか。
  • 特色ある取り組み: 地域連携プロジェクト、産学連携、国際交流プログラムなど、大学独自の取り組み。

これらの情報から、大学・学部の特徴を表すキーワード(例: データサイエンス、地域創生、国際協力、実践的学習、PBL型教育など)を複数抽出しておきましょう。

オープンキャンパス・教授研究室の活用法

可能であれば、オープンキャンパスには必ず参加しましょう。オンライン開催でも、積極的に質問することが重要です。

  • 模擬授業: 実際にその大学で学ぶ雰囲気を感じ、興味のある分野の授業内容を体験する。
  • 個別相談: 疑問点を解消するだけでなく、あなたの興味関心を伝え、「こういうことを学びたいのですが、この大学では可能ですか?」と具体的に質問してみる。
  • 在学生との交流: 実際の大学生活や学部の雰囲気を聞く絶好の機会です。
  • 教授研究室訪問(あれば): 教授に直接質問できる機会があれば、あなたの熱意を伝える大きなチャンスです。

実際に足を運ぶことで得られる情報や空気感は、Webサイトだけでは得られない「生きた情報」となり、志望理由に深みを与えます。

ステップ3:自己と大学を結びつける「マッチング」作業

自己分析で得た「あなたの物語」と、大学研究で得た「大学の魅力」。この2つを組み合わせて、あなただけの「運命の接点」を見つけ出す作業です。

「私の興味」と「大学の学び」を繋ぐ思考法

ステップ1で書き出したあなたの興味・経験のキーワードと、ステップ2で抽出した大学のキーワードを並べて、共通点や関連性がないかを探します。

  • 例:あなたの興味「文化祭実行委員で広報とデータ分析に面白さを感じた」
  • 大学のキーワード「データサイエンス学部」「地域連携プロジェクトでSNS活用」「実践的なPBL教育」

これらを繋げると… 「高校の文化祭実行委員として広報活動に携わり、SNSのデータ分析からターゲット層への効果的なアプローチを模索した経験から、データに基づいた戦略立案に強い関心を持つようになりました。貴学のデータサイエンス学部では、座学だけでなく『地域連携プロジェクト』を通じて、社会課題解決のためのデータ活用を実践的に学べると知り、私の関心をより深く専門的に探求できると確信しています。」

このように、具体的な高校での経験と、大学の具体的な学びを結びつけることで、「この大学でなければならない」という説得力が生まれます。

刺さる志望理由の「核」を見つける

マッチング作業で見つかった接点をさらに深掘りし、あなたの志望理由の「核」となる部分を明確にします。

それは、あなたの知的好奇心の源泉であり、大学で学びたいことの核心であり、将来への目標に繋がる「一本の筋」です。 「点と点がつながる」瞬間を意識しましょう。高校での経験という「点」が、大学での学びという「点」と繋がり、将来の目標という「点」へと続く「線」となる。そのストーリーを描くことが、あなたの志望理由の核となります。


合格を呼び込む!指定校推薦 志望理由書の構成と具体的な書き方

志望理由の「核」が見つかったら、いよいよ文章として形にしていきます。読み手を惹きつけ、あなたの熱意を伝えるための構成と具体的な表現方法を解説します。

基本の構成要素と書き出しのコツ

志望理由書は、一般的に以下の4つの構成要素で書くと、論理的で分かりやすくなります。

  1. 導入(結論): なぜこの大学・学部を選んだのか(簡潔に)。
  2. 過去(根拠): 高校での経験や学び、それを通じて抱いた興味・課題意識。
  3. 現在~未来(展開): 大学で何をどのように学びたいのか。具体的にどのカリキュラム、ゼミ、研究に魅力を感じているのか。
  4. 将来の展望(目標)と結び: 大学で得た学びを将来どう活かしたいか、大学への熱意と貢献意欲。

導入:熱意と方向性を簡潔に

冒頭で最も伝えたいのは「なぜこの大学・学部を志望するのか」という明確な意思表示です。読み手が「お、この学生は具体的に考えているな」と感じるような、力強い書き出しを意識しましょう。

例:NGな書き出し 「私は貴学を志望します。貴学は素晴らしい大学で、充実した環境で学びたいと考えています。」 → 漠然としすぎ。

例:OKな書き出し 「私が貴学〇〇学部△△学科を志望する理由は、高校生活で培った□□への興味を、貴学の持つ専門性と実践的な学びを通して深め、将来、社会の課題解決に貢献したいと強く願っているからです。」 → 具体的な学部学科名、高校での経験、大学の特色、将来の目標が簡潔に示されており、読み手が続きを読みたくなります。

過去:高校での経験と学びを根拠に

導入で示した志望理由の「核」を裏付ける、具体的な高校生活での経験を語ります。ステップ1で深掘りした「あなたの物語」をここで披露しましょう。

  • 単なる事実の羅列ではなく、「その経験から何を学び、何を感じ、どのように成長したか」という内面の変化や気づきに焦点を当てます。
  • ここで初めて、あなたの「興味」や「問題意識」が芽生えたきっかけを具体的に示します。

例: 「高校で所属していた地域活性化ボランティアサークルでは、地元の商店街のイベント企画・運営に携わりました。特に、SNSを活用した広報戦略を立案する中で、単に情報を発信するだけでなく、人々の行動変容を促すコミュニケーションの重要性や、データ分析の面白さに強く惹かれました。」

現在~未来:大学での具体的な学びと目標

ここが最も重要です。「この大学でなければならない」理由を明確に提示するパートです。ステップ2と3で発見した「運命の接点」を最大限にアピールします。

  • 具体的なカリキュラム名、ゼミ、教授の研究内容に触れ、「そこで何を学びたいのか」を具体的に語ります。
  • 「~について学びたい」だけでなく、「~を学ぶことで、~の課題を解決するための知識やスキルを身につけたい」というように、学びの目的も明確にしましょう。
  • 大学の教育理念や特色あるプログラムと、あなたの興味がどのように一致しているかを論理的に説明します。

例: 「このような経験から、私は人々の行動や社会の動きを科学的に分析し、より良い社会をデザインすることに強い関心を持っています。貴学〇〇学部の『社会行動データ解析プログラム』では、統計学や心理学を横断的に学び、実際の社会課題をデータに基づいて解決するアプローチを身につけられる点に深く魅力を感じています。特に、△△教授が研究されている『地域コミュニティにおける情報伝達の最適化』に関する研究室では、私の関心分野である地域活性化とデータサイエンスの融合を実践的に学べるものと期待しており、ぜひ研究に参加させていただきたいと考えております。」

結び:将来の展望と貢献意欲

最後に、大学で得た学びを将来どのように活かしたいか、そして大学生活への意気込みを語り、ポジティブな印象で締めくくります。

  • 具体的な職業名でなくても構いません。「社会で〇〇に貢献したい」「〇〇のような課題解決に取り組みたい」といった、漠然としたものでも、大学での学びが未来に繋がるという視点を示すことが重要です。
  • 「貴学で学びを深めることで、将来は~」というように、未来を見据えた言葉で締めましょう。
  • 大学への熱意と、入学後の貢献意欲を再度伝えます。

例: 「貴学で最先端のデータ分析手法と社会科学の知見を習得することで、将来は地域社会が抱える複雑な課題に対し、データに基づいた効果的な解決策を提案できる人材になりたいと考えております。貴学で得た学びを最大限に活かし、積極的に学業に取り組み、大学の発展にも貢献できるよう努めてまいります。」

【例文付き】説得力が増す表現テクニック

抽象的な表現だけでなく、具体的なエピソードや体験談を交えることで、あなたの志望理由書はぐっと説得力を増します。

具体的なエピソードの盛り込み方

「私はリーダーシップがあります」と書くよりも、「高校のクラス委員として、意見の対立が起きた際に、双方の意見を丁寧に聞き、建設的な対話の場を設けることで、最終的にクラス全体の意見をまとめ上げることができました」のように、具体的な状況、あなたの行動、結果、そしてそこから学んだことを記述することで、あなたの資質がより鮮明に伝わります。

  • STARメソッドを意識する:
    • Situation(状況):どんな状況だったか
    • Task(課題):どんな課題があったか
    • Action(行動):それに対し、あなたがどう行動したか
    • Result(結果):その結果どうなったか、何を学んだか このフレームワークでエピソードを整理すると、論理的で分かりやすい文章になります。

大学への「ラブコール」の伝え方

「この大学でなければならない」という熱意は、具体的に「何が」あなたを惹きつけているのかを語ることで伝わります。

  • ピンポイントで魅力を語る:
    • 「貴学の『〇〇研究室』で△△教授の研究テーマに大変興味を抱いています。」
    • 「貴学独自の『地域協働プロジェクト』に参加し、実践的な学びを深めたいです。」
    • 「貴学の『〇〇カリキュラム』が、私の将来の目標である~に直結すると確信しています。」
  • 他の大学にはない特色に言及する:
    • 「他の大学では見られない貴学独自の~という点で、私の学びたい方向性と完全に合致しています。」 このように、具体的な固有名詞を挙げ、あなたと大学の特別な関係性をアピールしましょう。

校内選考も突破!指定校推薦の志望理由で差をつける注意点

志望理由書は、大学の選考だけでなく、高校の校内選考を突破するためにも重要です。最後に、ライバルに差をつけ、合格を確実にするための注意点を確認しておきましょう。

「この大学でなければならない」唯一無二の熱意を語る

最も重要なのは、あなたの志望理由が「この大学・この学部でなければ実現できない」という、唯一無二の説得力を持っているか、ということです。

単に大学のパンフレットをなぞるだけでは、あなたの個性をアピールすることはできません。あなたの高校での具体的な経験と、志望大学の特定のカリキュラム、研究室、教育方針、特色ある活動をいかに深く結びつけられるかが鍵です。

例えるなら、あなたの興味の種が、貴学という「肥沃な土壌」でこそ大きく成長し、実を結ぶと確信している、というメッセージを伝えるイメージです。大学にとって、あなたがその大学を選んだ具体的な理由と、そこで何を実現したいのかが明確な学生は、非常に魅力的に映ります。

高校の先生との連携で推薦理由書との一貫性を

指定校推薦では、あなたが書く志望理由書だけでなく、高校の先生が書く推薦理由書も提出されます。この両者の内容に食い違いがないよう、事前に先生と密に連携を取りましょう。

  • 下書きを先生に見せる: 完成した志望理由書の下書きを、必ず進路指導の先生や担任の先生に読んでもらい、アドバイスをもらいましょう。
  • 先生の視点を取り入れる: 先生はあなたの高校生活を最もよく知る人物です。あなたの志望理由と、先生があなたを推薦する理由がどのように繋がるか、客観的な意見をもらうことで、より説得力のある志望理由書に仕上がります。
  • 「あなたの強み」を共有する: 先生と、あなたの学業面・人物面における強みや、特にアピールしたい経験を共有しておくことで、推薦理由書と志望理由書に一貫性が生まれ、大学側により強い信頼感を与えられます。

読みやすさと丁寧さを意識した推敲術

どんなに素晴らしい内容でも、読みにくい文章ではその魅力が半減してしまいます。何度も推敲を重ね、細部まで丁寧に仕上げましょう。

  1. 誤字脱字・表記ゆれのチェック: 基本中の基本ですが、意外と見落としがちです。複数回、時間を空けて見直しましょう。可能であれば、他の人にも読んでもらってください。
  2. 敬語の確認: 大学への提出書類ですので、丁寧で適切な敬語を使うことが重要です。
  3. 一文の長さ、段落構成: 一文は短めに、一つの段落には一つのテーマを。箇条書きや太字を効果的に使って、視覚的にも読みやすく工夫しましょう。特にスマートフォンで読むことを意識し、行間や余白も意識すると良いでしょう。
  4. 論理構成の一貫性: 各段落が論理的に繋がっているか、話が脱線していないかを確認します。あなたの「過去の経験」→「大学での学び」→「将来の目標」というストーリーが、スムーズに展開されているかを見直しましょう。
  5. 音読してみる: 声に出して読んでみると、不自然な言い回しやリズムの悪い箇所に気づきやすくなります。

よくある疑問Q&A

  • Q1. 文字数はどのくらいが良いですか? A. 指定された文字数や行数を厳守するのが大前提です。指定がない場合は、一般的に800字~1200字程度が目安とされますが、大学によって様々です。空白が目立つほど少ないのも、逆に規定を大幅に超えるのも避けましょう。
  • Q2. 将来の夢が漠然としていても大丈夫ですか? A. 具体的な職業名がなくても大丈夫です。「大学でこれを学ぶことで、社会の〇〇に貢献したい」「将来、〇〇のような課題解決に取り組みたい」といった、学びの目的と将来への意欲を示すことが重要です。大学で学びながら夢を見つけたい、という探求心も評価の対象になります。
  • Q3. 自分の個性はどうやってアピールすれば良いですか? A. 奇をてらう必要はありません。あなたの高校生活での具体的な経験や、それを通じて得た学び、あなたの思考プロセスを丁寧に語ることこそが、最も効果的な個性のアピールになります。あなた自身の「物語」を伝えることに集中しましょう。

まとめ:あなたの「探究」が未来を拓く

指定校推薦の志望理由書は、あなたの高校生活の集大成であり、未来への第一歩を描く大切な書類です。「書けない」と感じていた不安は、自己分析と大学研究、そして丁寧な文章作成というプロセスを通して、「確信」へと変わるはずです。

志望理由書作成の3つの鍵

  1. 自己分析: あなたの興味、経験、学びを徹底的に掘り下げ、「あなたの物語」を見つける。
  2. 大学研究: 志望大学・学部の教育理念やカリキュラムを深く理解し、「運命の接点」を探す。
  3. マッチングと表現: あなたの物語と大学の魅力を結びつけ、「この大学でなければならない」唯一無二の熱意を論理的かつ情熱的に伝える。

未来への最初の一歩を踏み出そう

このプロセスは、あなた自身と深く向き合い、未来を主体的に設計する「自己探求」と「自己表現」の訓練でもあります。これは、大学入学後、そして社会に出てからも必ず役立つ普遍的なスキルです。

さあ、ペンを取り、あなたの内なる情熱を解き放ちましょう。一歩ずつ、着実に。あなたの熱意と探究心が、きっと輝かしい未来を拓く力となるでしょう。私たちは、あなたの挑戦を心から応援しています。

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